雑多な本棚としてのブログ

ただ文字を追いかけたりするのが好きで、noteを読み漁っていたら仕事をしなくなった。
よくない。でも、他人の思考は楽しいものなので仕方がないと思う。

最近、エッセイ本を読むようになった。
昔は――というか十代のころはそこまでエッセイが好きじゃなかったし、なんか「エッセイが好きな自分が好きなんだろ?」みたいなとんでもない思い違いをしていたこともある。

いやぁ、おもしろいんだよね。
この年になって気が付いたんだけど、他人の生活を垣間見るのは面白い。

Vlogとかが好きなものそうかもしれない。自分がなれない他人の人生を追体験して楽しんでいるのかも。

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阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らしは、私のエッセイに対する偏見とかをまるっと包み込んでくれた。

何気ない、本当に何気ない芸人お二人の暮らしを描いている。
いや、芸能人である以上はお仕事とか大変なこともたくさんあろうが、それでもなんか、読んでて肩の力が抜ける。

しばらく頭がガチガチに凝っていた感じがしてたんだけど、それがこの本を読んでから大分緩まった気がする。
それからだ。エッセイっていいかも。読んでみよ、と思い始めたのは。

で、次に私が読み始めたのがこれ

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谷崎潤一郎、だ。

いや、まぁ広義ではエッセイなのかもしらんけど。
ちなみに私は結構大人になるまで谷崎潤一郎と谷川俊太郎の違いが分かっていなかった。文字面が似てるってこともあるけど、仮にも文章で生計を立てている人間とは思えない。ごめんなさい。

そりゃあ、文豪と言われている人のエッセイなので文章は途方もなく面白い。
そこまで難しいことを言っているわけじゃないけど、目が引き込まれる。途中で上っ面を滑ることがない。

疲れていると本を読んでても文字だけおって中身を理解できない時があるんだけど、この本はそういうことがあんまりなかった。
序盤のトイレについて熱く語っているシーンがあまりにも印象深いから、それでぐっとお話に引き込まれるのかもしれないけど。

あー、この人が今の日本に生きていたらどんなことを考えるんだろうな、なんて思いをはせてみたり。

で、そこから考えたのは、今のZINE文化。
私はあんまり明るくないけど、あぁいう本はいくらあってもいいなぁと思ってる。
自分の好きなこととか、やりたいこととかを前面に押し出して、楽しそうに本を作っているところは眩しい。

あらゆるジャンルが混然一体になっている感がまた素敵で、ブログでもそういうのを目指したいなーとか思った。っていうか、自分が学生の頃にやっていたブログはもっと混沌としていた。

手あたり次第持ってる本をぶち込んだ本棚というか。
そんな感じの、本当に役に立たない頭の中おっぴろげブログ。あれがやりたくて私はここを作ったんだと思う。

長さもまちまちだし、更新頻度も適当だし。

好きなものとかについて、誰に臆することもなく書き連ねる。そういうやつをやりたかったんだ。そう思う。

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